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プロポリスについての知識

プロポリスは世界中で採取されています。
とはいえ、品質は低いものと高いものの差が激しく、より良質なものを選ぶ為には前もってプロポリスに関する知識を持っておく必要があります。
このページではプロポリス選びに迷わない為に知っておきたい知識を紹介します。

まずプロポリスとは何かご存じですか?
プロポリスはミツバチが作り出す固形物です。
巣の出入り口に塗り固められており、高い抗菌力をもちます。
ミツバチはプロポリスに身体を擦り付けることで、巣の内部に雑菌を持ち込まないようにするのです。
その優れた健康作用により、「天然の抗生物質」と呼ばれます。

プロポリスは世界中で採取されており、大きく分けてヨーロッパ系・ブラジル系・中国系のものが存在します。

中でもブラジル産のものは世界一の品質を持つとされており、高値で取引をされています。
ブラジル産のプロポリスには健康成分が豊富に含有されているだけではなく、採集される地域によっては色が異なるプロポリスが採ることができます。

色が変わったプロポリスはそれぞれに、含有されている成分が異なります。

ブラジル産プロポリスの中でも最高品質だとされているものはグリーンプロポリスです。
グリーンプロポリスは日本人養蜂家の寺尾貞亮(プロポリス専門店の寺尾養蜂)さんが発見した事がきっかけで世界に知られるようになりました。
なぜ、グリーンプロポリスはブラジル産の中でも一番品質が高いとされているのでしょうか?
理由はいくつかありますが、一番特徴的なのが桂皮酸誘導体が他のプロポリスと比較して豊富に含まれている点でしょう。



基本的にプロポリスはフラボノイドが豊富に含まれていますが、上述した通り、グリーンプロポリスには桂皮酸誘導体が豊富です。
一番有名な成分はアルテピリンCでしょう。
アルテピリンCを含有しているプロポリスは数あるプロポリスの中でもブラジル産のグリーンプロポリスだけだとされています。
これは、プロポリスの材料となる植物に関係しており、グリーンプロポリスの起源植物(材料となる植物)がアレクリンという植物だからです。
アレクリンにはアルテピリンCが豊富に含有されています。




グリーンプロポリスは様々な点が一般的なプロポリスと異なります。
まず色が異なるのですが、なぜプロポリスの原塊の色がここまで異なるのでしょうか?
実はグリーンプロポリスを作る為の材料となる植物が一般的なブラウンプロポリスとは異なります。
グリーンプロポリスはアレクリンという植物を起源植物としており、これは他の国で作られたプロポリスとは全く異なる起源植物です。
(同じブラジル産のプロポリスでもほかの地域で採取されるプロポリスは一般的なブラウン系のプロポリスであることが殆どです。(グリーンと同じようにレッドプロポリスが採取される地域が一部あります))

桂皮酸誘導体

グリーン系のプロポリスにはブラウンプロポリスと同様フラボノイドが豊富に含まれていますが、それだけではありません。
グリーンプロポリスには桂皮酸誘導体が豊富に含まれています。
特にアルテピリンCという成分は他のプロポリスには含まれていない成分です。
アルテピリンCは強力な健康作用がある事が確認、報告されています。
このアルテピリンCを豊富に含んでいるグリーンプロポリスはプロポリスの王様と呼ばれるまでになりました。
アルテピリンCは発見された当初、フラボノイドの一種だと考えられていましたが、研究の結果に桂皮酸誘導体となります。

ミツバチも一風変わっている?

基本的に世界中の養蜂に用いられているミツバチは「セイヨウミツバチ」です。
セイヨウミツバチは巣を守る本能にも優れていることから、プロポリスを作り出します。
しかし、ブラジルの養蜂で使われているのはセイヨウミツバチではなくアフリカナイズドミツバチというミツバチです。
アフリカナイズドミツバチは凶暴性と巣を守る本能が異常に優れており、プロポリスを作り出す能力にも優れているのです。
このような特別なミツバチが作り出すからこそ、強力なプロポリスが出来るのかも知れません。
これは世界的に見ても、ブラジル産プロポリスの特徴だとも考えられるでしょう。
アフリカナイズドミツバチはまさにプロポリス作りの名人です。


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